「吉田先生、そこまで
こだわっているんですか!?」
全国から医院見学に来た
歯科医師の先生方も驚く、
虫歯の再発を防ぐ、精密
な補綴・修復治療へのこだわりとは?
かぶせ物・詰め物の治療に精度が
重要な理由は?
嬉しい事に、当院には全国各地の歯科医院さんが、わざわざ八戸市まで医院見学にいらしていただいています。
そして、見学された多くの先生方やスタッフの皆さんが驚かれることがあります。それは、当院の『補綴(ほてつ)・修復治療(=かぶせ物・詰め物治療)』へのこだわりです。
修復治療は、精度が重要です。精度が高い修復治療とは、補綴物(ほてつぶつ)(かぶせ物・詰め物)を装着した際に、歯と修復物との境目に段差がない状態を実現することです。
歯と補綴物の間に段差があると、最近が繁殖してしまい、虫歯を再発してしますのです。
これが、よくある二次う蝕(うしょく)と呼ばれる虫歯の再発です。歯科業界では常識ですが、精度の問題で虫歯が再発してしまうことが非常に多いのです。
当院では、自費治療でも保険治療でも、可能な限り精度の高い治療を行うことに徹底してこだわっています。
当院で行っている、精密な修復治療のためのこだわりとは?
精密な型を採る
歯肉圧排を行い、精密な型採りを行います

歯肉圧排というのは、歯肉の間に糸を入れて一時的に歯肉を広げ、精密な型採りができるようにする作業です。
歯肉圧排は非常に手間がかかる処置のため、一般的にはほとんど行われていません。
歯肉圧排のメリットは非常に大きく、精密なかぶせ物・詰め物が作成できます。当院では、長期的に患者さまの歯を守るため、歯肉圧排が必要な患者さまに出来る限り行っており、より精密な修復治療にこだわっています。
印象材(型を取る材料)へのこだわり

当院では、自費・保険治療に関係なくシリコン印象を行います。
一般的に使用されるアルジネート印象材よりも、非常にコストが高いですが(歯科医院が負担するコストが約16倍も増加します)、精密な修復治療をするためにこだわっています。
また、材料だけでなく印象を採るスタッフの技量も重要です。全員が徹底的にトレーニングを行い、当院の基準を満たしたスタッフのみが型採りを行います。
そのおかげか、印象が苦手という方も、「苦しくなくて、大丈夫だった!」と驚かれています。
精密に削る
徹底した道具へのこだわり
また、歯を削る「バー」というドリルの先につける器具も、常に新しいバーのみを使用しています。精度が高い治療の実現と、痛くない治療のためのこだわりです。非常にコストがかかりますが、少しでも削り具合が甘くなったら、即交換します。
患者さまからは全く見えない部分なので、歯科医師の自己満足のような部分なのですが、実は治療の精度に大きく影響しているのです。
このように、患者さまからは分からない部分まで、こだわり抜くことが、歯科医師としての誠実さだと考えて取り組んでいます。
拡大鏡を使用して、精密に削ります
精度の高い修復治療には、土台となる歯の削り方の精度も問われます。拡大鏡を使用することで、肉眼では見えないレベルでの精密な治療が可能になります。
咬み合わせを考慮した、補綴物の設計・削り方

ただ削ってかぶせてという治療ではなく、咬み合わせを考えた修復物の設計や削り方を行います。
せっかく人工の歯を使って修復をしても咬み合わせよくないと、取れやすくなったり、割れやすくなったりします。
また、負荷のかかり方がよくなく、土台の歯が折れてしまうこともあります。
さらに、歯周病が進行しやすくなる、顎関節症になりやすくなる、肩こりなどの原因になることもあります。
仮歯で試着して、精度を高める

通常は歯の試着はできずに、人工歯ができてから、適合や咬み合わせの調整を行います。ただ、これだとどうしてもズレがでてきてしまいます。
当院では仮歯の段階で、完成品とほぼ同じ精度で作成します。
それをまずは使って頂いて咬み合わせの状態や歯茎との調和(息がもれないか、違和感がないかなど)をチェックしてから、本物の人工歯を作成します。
一般的には、手間とコストがかかるため、ここまでの作業を行いません。仮歯も、その名の通り仮の歯としての役割だけで、精度にこだわらないのが普通です。
精密な修復物を製作する
熟練の技工士による人工歯の作製
精度の高い修復治療には、土台となる歯の削り方の精度も問われます。拡大鏡を使用することで、肉眼では見えないレベルでの精密な治療が可能になります。
技工士との連携と精度アップへの取り組み

技工士が確実に精密な歯を作れるように印象や模型の精度を採点してもらい、さらに当院も技工士が作製した歯の精度の採点を行うなど、より良い歯を作るために互いにこだわり抜いています。
