オーラルフレイルを予防しよう
オーラルフレイルを予防しよう
みなさんこんにちは、八戸総合歯科矯正歯科の歯科衛生士 佐藤ともみ 若浜希春です
『最近、口が弱ってきたな』と感じたことはありませんか?気づきにくいだけで、口は年齢とともに老化していきます。ほとんどの栄養は、口の中から体に入ります。口が弱ると栄養が摂取できなくなり、全身の衰えへと繋がっていきます。近年、高齢者だけの話と思われがちですが、固いものが食べられない若い方たちも増えてきています。これらは、口まわりの筋肉が低下することで起こります。かみごたえのある肉類、繊維質の多い根菜類の野菜、タンパク質やビタミン類をうまく摂ることができず、栄養バランスが崩れていきます。
この衰えが、口から体全体へとつながっていき、全身の機能が弱っていく『フレイル』にいたる恐れがあります。また、舌の筋肉が弱ると会話をする時に、言葉の滑舌が悪くなるといった変化もあります。
口腔機能(噛むなど栄養を摂るのに必要な口の機能)の低下を『オーラルフレイル』といいます。かたい物がしっかり噛めないと、まず口や喉の筋肉が衰えます。その為、食べ物を口に取り込む、噛む、飲み込む、味を感じる、唾液の分泌などの口腔機能が低下してしまうのです。コロナ禍のマスク生活によって、口をあまり動かさなくなったことも原因の一つと考えられるでしょう。食べ物が気管に入ってしまう誤嚥が起こりやすくなります。ちなみにフレイルとは『虚弱』という意味です。身体機能の衰えから社会参加など他者との交流が減ってしまうこともあり、口腔機能の衰えから始まっているとも言われています。
・こんな症状はありませんか?
食べこぼしをすることがある
食事をしていると疲れる
むせやすい
食事中飲み込めないことがある
口が渇く
滑舌が悪くなった
症状が気になる方は、私たち歯科衛生士にご相談ください。たとえ年齢が若くても弱くなっている可能性があるからです。口まわりの筋肉や舌がうまく動かなければ、唾液も多く出ず食べ物をおいしく食べることはできないのです。パタカラ体操はお口の体操です。
・パタカラ体操をすると
噛む力・飲み込む力が維持
唾液の分泌促進
発音がハッキリ
表情が豊かになります。
オーラルフレイル予防の基本は『かかりつけ歯科医を持つ』『口のささいな衰えに気をつける』『バランスのとれた食事』です。口腔ケアと適切な歯科治療でオーラルフレイル予防に取り組みましょう。そして、いつまでも笑顔で食事ができる毎日を送りましょう。
