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スタッフブログ

2025.07.11

「型取り」が進化すると、治療がもっと快適に!

~光学印象と従来の型取りの違い/詰め物・マウスピースの作製の裏側~

歯科の治療で「型取り」を経験したことがある方、多いのではないでしょうか?

あのひんやりとした粘土のような材料をお口に入れてじっと待つ、少し不快な時間…。

実は今、型取りの方法が大きく変わってきているのをご存じですか?

当院では、「プライムスキャン(シロナ社)」という最新の光学スキャナーを導入し、より快適で正確な治療を提供しています。

今回は、歯科助手である私からは「光学印象と従来の型取りの違い」、そして技工士からは「補綴物やマウスピースがどのように作られているのか」について、患者さんにもわかりやすくお伝えします!

型取りの2つの方法:従来のアルジネート印象と光学印象

従来の型取りでは、「アルジネート印象材」と呼ばれる粘土のような材料をトレーにのせて、お口の中に入れて型を取ります。

材料が固まるまで数分間動けないこともあり、息苦しさや嘔吐反射で辛い思いをした方も多いのではないでしょうか。

それに対して、光学印象はお口の中をカメラでスキャンするだけ。

プライムスキャンという専用のスキャナーで歯をなぞるように撮影すると、リアルタイムで3Dの歯型が画面に表示されます。

患者さん自身もその場で自分の歯の状態を見ることができるので、不安も少なくなります。

しかも光学印象は、材料の変形や時間経過によるズレがないため、精度が非常に高いのも特長です。

データはそのままクラウド経由で技工所に送ることができるので、治療もスピーディーに進められます。

技工士がつくる補綴物(ほてつぶつ)って?

光学スキャナーで取得された3Dデータは、私たち技工士のもとへ届きます。

そこから詰め物(インレー)や被せ物(クラウン)などの補綴物を作る作業がスタートします。

当院では、主に以下のような素材・方法を使っています:

e.max(イーマックス):セラミック素材で、天然歯に近い見た目と高い耐久性

セレック:CAD/CAMシステムによるセラミック補綴の即日製作も可能

CAD/CAM冠:保険適用の白い被せ物(条件あり)

流れとしては:

1.光学スキャンされたデータをパソコンに取り込み

2.CADソフトで歯の形を設計(噛み合わせや隣の歯との関係を確認しながら)

3.CAM機器でセラミックを削り出し

4.色合わせや研磨、焼成処理をして仕上げ

これらを経て、1本1本の歯にぴったり合う補綴物が完成します。

精密さと美しさ、どちらも妥協せずに作製することが私たち技工士のこだわりです。

ナイトガードやホワイトニングトレーも、型取りが進化!

光学印象が活躍するのは、補綴物だけではありません。

**歯ぎしり・食いしばり防止用の「ナイトガード」や、自宅で使う「ホワイトニングトレー」**なども、デジタルデータから作製が可能です。

従来は粘土で歯型を取り、石膏で模型を作って…という手間がかかっていましたが、

今ではスキャンしたデータをもとに、より精密で違和感の少ない装置が作れるようになりました。

患者さんからは「前よりフィット感がいい!」「違和感が少なくて使いやすい」と好評をいただいています。

まとめ:型取りが快適になって、治療の満足度もアップ!

「型取り=苦しい・大変」というイメージをお持ちの方にこそ、光学印象をぜひ体験していただきたいです。

材料を口に入れることなく、短時間で精密なデータを取得できるので、患者さんの負担がぐっと軽減されます。

また、そのデータを使って技工士が正確で美しい補綴物や装置を製作することで、仕上がりにも違いが出ます。

私たち歯科助手・技工士も含めたチーム全体で、患者さんの「治療がラクだった」「キレイな歯になった!」という喜びの声を励みに日々取り組んでいます。

気になることがあれば、いつでもお気軽にお声がけくださいね!

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