日本人に不足しやすい栄養素って?
みなさんこんにちは!歯科医師の船橋美加です。
今回は、私たち日本人に不足しやすい3つの栄養素について紹介していきます。
まず1つ目は、以前にも紹介した「ビタミンD」です。動物性食品に含まれていたり、日光を浴びることで私たちの皮膚でも作ったりしています。ビタミンDはカルシウムとリンの吸収を助け骨を丈夫にする、免疫機能を強くする、細胞の分裂や文化を整えるなどの働きがあります。コロナ禍や日焼け止めの使用など、日光に浴びる機会が少なくなっているのが不足しやすい原因の一つと考えられます。特に東北地方は日照時間が少ないので、関東の方と比べるとより体内のビタミンDは少ないと言われています。風邪やインフルエンザから身を守るためにも、花粉症を重症化させないために、ビタミンDはとっても重要です。
2つ目は、ミネラルの1つ「カルシウム」です。そのほとんどが骨や歯に貯蔵されており、歯科から見てもカルシウムは非常に重要な栄養素です。カルシウムは骨や歯を強くする他に、血圧の調節、神経の調節、筋肉収縮、血液凝固などの働きがあります。特に女性はカルシウム欠乏によって、将来骨粗鬆症になるリスクが上がります。イライラしないためにも、しっかりカルシウムを摂ることが大切です。スナック菓子や冷凍食品、精製された糖などを多く取りすぎるとカルシウム不足になりやすいと言われています。カルシウムの吸収率は、牛乳・乳製品や小魚が高いので、お食事の中でも意識して摂るようにしましょう。
3つ目は、同じくミネラルの「マグネシウム」です。カルシウムやリンと一緒に、骨や歯に多く含まれています。カルシウムのように血圧や神経の調節、補酵素として酵素の働きを助ける、糖の代謝などに関与しています。ビタミンDが代謝される時にも非常に重要な栄養素です。ストレスが多い方や、精製された白米やパンをよく食べる方、お酒をよく飲む方などが不足しやすいです。そして、カルシウムとマグネシウムは「ブラザーイオン」と呼ばれており、割合としてカルシウム:マグネシウム=1:1で摂るのが理想的です。マグネシウムは食品から必要量を取るのが難しいため、サプリメントの併用もおすすめです。
どの栄養素もお食事から摂ることが理想的ですが、忙しくて食べる時間がなかったり、作るのが大変だったり、様々な状況があると思います。できることから1つずつ始めるだけでも、今よりも体はもっと良くなります。難しい場合はサプリメントでの補助も検討してみてくださいね。