誤嚥性(ごえんせい)肺炎とは?
青森県八戸市 根城よしだ歯科 歯科衛生士 杉澤です。
皆さんは誤嚥性肺炎はご存知でしょうか?
私たちの身体は、のどの奥で気管(空気の通り道)と食道(飲食物の通り道)
に分かれており、食べ物や唾液などが気管に入ることを誤嚥(ごえん)といいます。
「むせてせきこむ」ことで。気管に入った食べ物を出そうとします。
誤嚥して肺に入ってきた細菌によっておこる肺炎のことを
「誤嚥性肺炎」とよび、命にかかわることもあります。
あなたも誤嚥しているかも!?
「噛む力」や「飲み込む力」の低下による誤嚥は、「むせ」などの症状として現れます。次の項目でチェックしてみましょう。
- 食事中にむせる
- 食べ物が飲み込みにくいと感じる
- のどに食べ物が残ったように感じる
- かたいものが食べにくくなった
- くちから食べものがこぼれる
- 夜、せきで寝られなくなったり目が覚める
- のどがゴロゴロ(たんがからんだ感じ)がする
- やせた
- 肺炎と診断されたことがある
- 声がかすれてきた(ガラガラ声、かすれ声)
飲み込むことは、姿勢、呼吸に密接に関係しています。
誤嚥したものを吐き出す訓練として、のどを痛めない程度に、ゴホン(エヘン)と意識的に「せき」をする練習とときどきしてみると良いでしょう。