糖尿病と歯周病、両方の治療を
青森県 八戸市 根城よしだ歯科 歯科衛生士 杉澤です。
糖尿病と歯の関係性について皆さんご存知でしょうか?
糖尿病の人は歯周病にかかりやすい
糖尿病にかかると血行障害が起き、また、高血糖により体を守る、白血球の機能が低下するので、感染しやすくなります。そのような状態のままでいると、次第に歯肉までおかされて、歯槽膿漏など歯周病になりやすくなります。歯周病で悩む人には糖尿病の人が多くいますし、歯の治療で歯科医の診断を受けて、糖尿病が見つかる人もいます。
歯はいつも清潔に
歯周病は自然に治ることはないので、放っておくと症状はどんどん悪化してしまいます。常にお口を清潔に保ち、定期的に歯科医師のチェックを受けましょう。
●毎日正しいブラッシングを行い、歯周病の原因となる歯垢を取り除き、口の中を清潔に保ちましょう。
●歯ぐきをマッサージして歯肉を強くしましょう。マッサージして歯肉を強くしましょう。マッサージによって歯肉は引き締まり、歯と歯ぐきの間にできる隙間を減らすことができます。
●歯石を自分で取ることはできません。6ヵ月に一度は、歯科で歯石を取ってもらいましょう。
生活習慣の克服を
歯周病の治療には糖尿病の有無によって、回復の進み方にも大きな差が生まれます。糖尿病そのものを治療していかないと、歯周病の治療が無駄になってしまうケースもあります。歯周病も糖尿病もいわゆる「生活習慣病」です。正しいブラッシング、正しい食生活を守り、「生活習慣病」を克服して行きましょう。