歯周病どこまで改善しているかな?
青森県 八戸市 根城よしだ歯科 歯科衛生士 杉澤です。
今回は歯周病についてのお話しです。
歯周病はかなりの時間をかけて進行します。治す時も同じように時間がかかります。歯周病の治療にあせりとあきらめは禁物です。
治療を始めてしばらくしたら、「歯周基本検査」や「歯周精密検査」でブラッシングによるホームケアと私たちプロによるケアの成果を確認します。
歯肉や歯を支える組織の治り具合をみて、治療の計画を見直したり
新しい治療の計画を見直ししたり新しい治療法を選んだりします。
Q歯医者さんで歯をきれいにしてもらう治療(スケーリングやルートプレーニング)を受けたら、歯がしみます。かえって悪くなったのではないでしょうか?
心配です。
A治療の効果があらわれて、今まで腫れていた歯肉が引き締まってきます。
そうするとそれまで腫れていた歯肉で隠されていた部分が表面にでてきて、
そこがしみるように感じます。でも安心してください。これは、刺激が直接歯に伝わる状態になったからです。数日で落ち着く場合もあります。
しみ止めのお薬をぬる場合もあります。
Q歯石をとってもらった歯肉が痛みます。どうしてですか?
Aスケーリングの治療で歯肉少し傷がついているのかもしれません。
痛むときはブラッシングを軽くしてあまり刺激を与えないようにします。
2〜3日で違和感は消えます。元に戻ったら、またいつものようにブラッシングしましょう。