プラスチックとセラミックについて
みなさんこんにちは!
青森県 八戸市 八戸総合歯科・矯正歯科の歯科助手西舘と福山です。
いきなりですが、八戸総合歯科で扱っている白い被せものには、保険適応のプラスチックのものと、保険適応外のセラミックのものがあるのはご存知でしょうか?
今回はそれぞれの特徴についてお話ししていきたいと思います^^
〜プラスチック〜
え?プラスチック?と驚かれた方もいらっしゃると思いますが、プラスチックのものと言ってもプラスチックのみでできているのではなく、セラミックも含まれています。しかし成分中のプラスチックのほうが割合が高いため、ほかのセラミックより柔らかく、保険適応内で比較的安価でつけることが出来ます。
見た目はもちろん自然な白さになります。(※全ての症例に適応できるわけではありません。)
〜セラミック〜
成分中の7割以上がセラミックでできている被せものです。
保険適応外のため値段は上がりますが、高い耐久性と審美性(見た目の良さ)を誇る材料です。
八戸総合歯科では患者様に合わせてDrが最適なセラミックを選択し、治療しています。
<セラミック治療に関して>
ここからはセラミックがみなさんのお口に入るまでの流れについてお話していきたいと思います!
歯科技工士がセラミック(被せもの)を作製するにはまず、歯科医師が支台歯形成をします。(被せもの作製のため歯の形を整えます)
その後、被せもの作製するための型取りをします。(当院では主にオムニカムという機械を使用し、口腔内の状態を読み込んでいきます。)
※症例により、シリコン素材のものを使用し型取りすることもあります
←CEREC Omnicam(セレックオムニカム)
型取りをした後、技工士が設計をし機械を使って専用のブロックを削り出しします。
そして、削り出したブロックを磨いて艶焼きをします。
←e.maxブロック(セラミック被せもの)
元々のブロックの色は紫色(e.max)ですが、艶焼き後は天然歯のように白い色に変わります。患者様によって色の差があるため、ステイニングと言って色付け作業も行っています。
特に色々な職種が関わる治療ですので歯科医師・歯科助手・技工士でしっかりと連携を取り作製をしていきたいと思います。
そしてまだまだ発展していく機器の情報や作製方法なども勉強をし、今後も患者様により良いものを提供できるように知識や技術を身につけていきます!
少しでもセラミック治療に関して気になることがある方がいらっしゃいましたら詳しくはスタッフまでお気軽にお声がけください(^^♪