シーラントでむし歯予防
溝をプラスチックで埋めてむし歯を防ぐ
青森県 八戸市 根城よしだ歯科 歯科衛生士 杉澤です。
奥歯の噛み合う面(咬合面)のむし歯の予防に考えだされたのが溝うめ
(シーラント)という方法です。あらかじめある溝を接着力のあるプラスチックで埋めてしまいます。このプラスチックはむし歯を削った時に詰めるものと同類のレジンという材料なので、きちんと埋めていればむし歯にならないのでは?という考えで普及し始めました。
むし歯の数を3分の1に
このレジンが長い間のうちにはがれてしまうことも考えられますが、いずれにしても短期的にはきちんと詰めればそれなりの効果をあげています。
実際、むし歯の数を3分の1に減らしたという報告も出ています。
生えて間もない奥歯の永久歯(6歳臼歯)は特にむし歯になりやすいので、この方法で処置してもらうと効果があります。
生活全体でむし歯予防を
もちろん、虫歯予防は、これだけで十分というわけではありません。
きちんとブラッシングをして、シーラントがきちんとついているかなどの定期検診をうけ、食生活でも注意して、総合的な関心を親と子が一緒になって持ち
続けることが大切なのです。
シーラントについてのご質問があるかたはスタッフまでお声がけください。