院長:歯科医師 吉田 洋一
(よしだ よういち)

- 経 歴
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1974年 青森県八戸市生まれ
1993年 私立秀明学園卒
2000年 岩手医科大学歯学部卒
2001年 日本歯科大学 臨床研修
2002年 医療法人恵洋会(新宿)
2006年 根城よしだ歯科 副院長 就任
2010年 八戸歯科衛生士専門学校 講師
2012年 医療法人スマイルクリエイト 理事 就任
2015年 鶴見大学歯内療法学講座 非常勤講師
2017年 八戸学院大学 健康医療学部看護学科 非常勤講師
- 資 格
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日本抗加齢医学会専門医
八戸歯科医師会 理事
日本プロスピーカー協会 ベーシックプロスピーカー
八戸保健医療専門学校 矯正学講師
鶴見大学歯内療法学講座 非常勤講師
八戸学院大学 健康医療学部看護学科 非常勤講師
- 資 格
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日本抗加齢医学会専門医
八戸歯科医師会 理事
日本プロスピーカー協会 ベーシックプロスピーカー
八戸保健医療専門学校 矯正学講師
鶴見大学歯内療法学講座 非常勤講師
八戸学院大学 健康医療学部看護学科 非常勤講師
- 主な所属学会
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東京SJCD会員
JIADSクラブ会員
日本口腔インプラント学会
日本歯周病学会
日本抗加齢医学会
臨床CADCAM学会
スタディグループN1会副会長
スタディグループ麻布会 会員
スタディグループ一水会 会員
スタディグループHERZ会 会員
NPO法人LoveAomoriProject理事
臨床水素治療研究会 会員
点滴療法研究会マスターズクラブ会員
一般財団法人日本プロスピーカー協会会員
日本選択理論心理学会会員
日本リアリティセラピー協会会員
日本老年歯科医学会
日本糖尿病協会
- その他研修歴
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ハーバード大学CEコース修了
(岩手医科大学と共同によるBostonハーバード大学での高度歯科治療研修)
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- イェテボリ大学歯周病研修(予防歯科先進国スェーデン イェテボリ大学での歯周病治療研修)
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- 藤本研修会 補綴咬合コース(アメリカ補綴専門医による噛み合わせ、被せ物の治療)
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- 藤本研修会 歯内療法コース(Dr石井宏:アメリカ歯内療法専門医による根の治療)
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- 藤本研修会 LOTコース(Dr加治初彦.アメリカ矯正専門医による部分矯正)
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- オーラルフィジシャン育成セミナー(予防先進国スウェーデンをモデルとした予防歯科プログラム研修)
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- 東京SJCDレギュラーコース
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- SJCD原宿マスターコース(審美歯科)
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- JIADSペリオコース(歯周病、歯周外科治療)
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- PIOペリオレベリングコース(Dr飯田正人:歯周病、歯周外科治療)
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- 3D MicroEndoコース(Dr石井信之:神奈川歯科大教授による歯内療法、根の治療)
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- AFDペリオ3ヶ月コース(Dr岡本浩:歯周病治療)
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- 九州インプラント100時間コース(インプラント)
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- ブローネマルクシステムインプラント4日間コース(Dr小宮山彌太郎.Dr夏堀 礼二:インプラント)
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- MAXISインプラントコース(Dr波多野尚樹:インプラント)
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- NobelBiocareインプラントベーシックコース(Dr土屋賢司:インプラント)
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- All on 4 セミナー(Dr舘山桂季:即時加重インプラント)
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- All on 4 きりたんぽセミナー(Dr竹田浩人.Dr相場隆広:即時加重インプラント)
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- 再生療法セミナー(Dr夏堀 礼二:歯周外科再生療法)
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- セレックプライベートコース(Dr小池軍平:ドイツのCAD/CAMシステムによるセラミック治療)
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- CEREC Clinical Courseべーシックコース(ドイツのCAD/CAMシステムによるセラミック治療)
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- CEREC Clinical Courseアドバンスコース(ドイツのCAD/CAMシステムによるセラミック治療)
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- 矯正山下会コース(矯正歯科治療)
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- 顎顔面矯正治療法ベーシックコース(Dr黒江和斗:小児の顎骨から整える矯正歯科)
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- 生田セミナー歯周内科コース(薬で除菌する歯周病治療)
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- 床矯正研究会セミナー(床矯正治療)
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- KENsホワイトニングセミナー
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- 土屋和子ホワイトニングセミナー
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- デンタルNLPトライアルコース(医療従事者向けコミュ二ケーション学)
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- 本田式口臭治療コース(DR本田俊一:口臭治療)
- 寄稿著書
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- 「私の待合室作法」月刊デンタルダイヤモンド 2007年5月号
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- 「私の待合室作法」月刊デンタルダイヤモンド 2007年5月号
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- 「私の作法②~患者対応・ミーティング~」2009年4月発行
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- 「スタッフ教育マネジメント」2013年2月発行
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- 「歯科衛生士が活躍する繁盛歯科医院」月刊デンタルダイヤモンド 2013年3月号
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- 「行列のできる歯科医院6」 2015年4月発行
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- 「歯科界元気塾~ベテラン院長によるお悩み解決~」月刊デンタルダイヤモンド2017年3月
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- 「別冊 一問三答のスタッフ教育 こんなときどんな対応?」2022年1月発行
- 講師実績
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- 「口腔衛生学」八戸歯科衛生士専門学校 2010~2011年
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- 「私の理念経営」八戸中央倫理法人会 2010年9月
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- 「TC導入セミナー」スタディグループ青葉会 2011年10月
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- 「歯科医院の理念経営」スタディグループN1会 2012年1月
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- 「歯科医院経営塾ベーシックコース」ゲスト講師 2012年3月
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- 「矯正歯科学」八戸歯科衛生士専門学校 2012年~
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- 「きれいな歯」八戸市よい歯のコンクール2013年6月
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- 「10年経営して想うこと」八戸中央倫理法人会2015年6月
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- 「愛に生きる」JPSA仙台支部定例会2015年6月
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- 「唾液検査によるカリエスリスクマネジメント」第38回青森県歯科医師会会員発表 2015年11月
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- 行列のできる歯科医院6出版記念セミナー仙台 2015年11月
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- 「スタッフの主体性を引き出す理念経営」アチーブメント金沢/講演会 2016年4月
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- 行列のできる歯科医院6出版記念セミナー秋葉原 2016年7月
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- 「スタッフの主体性を引き出す経営マネジメント」アチーブメント盛岡/講演会 2016年8月
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- 「スタッフの主体性を引き出す経営マネジメント」JPSA千葉支部定例会 2017年5月
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- 「歯科について知っておいて欲しいこと」八戸学院大学 健康医療学部看護学科 2017年~
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- 「若い歯科医師のためのオーラルフィジシャン育成セミナー」山形県酒田市 日吉歯科診療所 2018年3月
私が歯科医師になった理由
~葛藤を乗り越え、
理想の医院を実現するまで~
「歯科医師になんか、絶対にならない!!」
父親が歯医者であり、幼少期の私は父親のことを「格好いい!」と尊敬していたにも関わらず、小学校時代には、そう強く決意していました・・・。
ある理由により、歯医者という仕事に嫌悪感を覚えていたのです。
私にトラウマを植え付けられた、
小学校時代
我が家では2人の姉がおり、3姉弟の末っ子に生まれました。親戚を含めて唯一の男の子ということで、両親や親戚、姉たちからも大変可愛がってもらいました。
そして、小学校低学年時代には「学校始まって以来のやんちゃな奴」と言われるくらい活発な子供で、友達や先生のことも大好きでした。
しかし、ある時を境に、子供ながらに人間不信状態へと陥ってしまい、それが大人になるまで続くことになるのです。
そのキッカケは、小学校4年生から6年生までの担任の先生でした。
今振り返っても、とてもスパルタな先生で、驚くほどの体罰や、罵声を浴びる毎日でした。
妻にこのころの記憶を話すと、本当にびっくりされるほどです。
「お前には価値がない」
「お前は親に捨てられた子だな」
そんな言葉を浴びせられるのは序の口です。私だけでなく、クラスメイト全員が恐れていました。
そして、なぜか私は「歯医者の息子」ということで、散々責められたのです。詳しくはあまり書けませんが、「歯医者の子供になんか生まれなければよかった」と何度思ったかわからないほどでした。
小学校の卒業時の感情は、『開放』というよりも『出所』に近い感覚でした。
あれから、実は最近になるまでこの体験はトラウマとなり、「先生」という立場の人に対しての恐怖心を拭うことはできませんでした。
大学に行っても、歯科治療の研修会に行っても、教壇に立つ「先生」という存在が怖くて怖くて、質問に行くことすらできない状態がずっと続くのでした。
嫌な思い出からの脱出!
中学校、高校時代
中学校は、八戸の学校ではなく、埼玉県の全寮制の学校に入学しました。父親の意向が大きかったのですが、良い思い出が少なかった八戸を脱出したかったという気持ちもあり、地元を離れる決意をしました。
この決断は、その後の私にとって本当にプラスになるものでした。実は小学校高学年から中学校1年生までは、自分に全く自信がなく、友達のこともあまり信用出来ない状態になっていました。
しかし、同級生は本当に良い人間ばかりで、徐々に友人を信じられるようになりました。また、同級生の多くが『歯医者の息子』であったことも私の救いでした。
「歯医者の息子というのは、そんなに特別でもないし、悪いことでもないんだ」
そう気がつけたのが、この中学校・高校のおかげでした。
歯医者の道に進むことを決断
中学校・高校時代は、様々なスポーツを楽しみながら、友人たちと青春時代を過ごしていました。
そして、年月は経ち、進路を決定する高校2年生を迎えました。「自分は将来、どんな仕事に就きたいんだろう。」
そう考えた時に、自分が得意そうな分野で、楽しめそうな仕事をしたいと思い、得意なことややりたい事を書き出してみました。
- 細かい作業が好き、手先が器用
- 直接人と接すること仕事をしたい
- 人に喜ばれたり、感謝される仕事がしたい
こんなことを書いた記憶があります。そして、自然と歯医者になろうと決断していたのです。
ただ、今振り返ると、小さい頃に見ていた歯科医師としての父親の姿に憧れていたことが、私の決断に大きく影響を与えていたのではないかと思います。
幼い頃の作文には、「歯医者さんになりたい」と書いてあったほど、実は歯科医師憧れていたのです。こうして、私は幼い頃の本当の夢を思い出し、歯科医師を目指すことにしたのです。
チームワークやリーダーシップ
を学んだ大学時代
そう考えた時に、自分が得意そうな分野で、楽しめそうな仕事をしたいと思い、得意なことややりたい事を書き出してみました。
大学時代には勉強のかたわらで、バスケ部に入り熱中することになりました。しかし、私はバスケットボールは未経験で、当然上手くありません。ただ、素人同然の状態から、基礎から身に付けて努力することで、最後にはキャプテンに任命されるまでになりました。
この時に、努力することの素晴らしさを身に付けた気がします。
また、キャプテンとしてチームをまとめたり、チームとして協力して強くなることを体験として学んだことは、今の歯科医院のスタッフ教育やチーム作りに非常に大きな影響を与えています。
大きな大会で優勝をすることもで、チームワークの素晴らしさや目標達成することの感動も体感することができたのです。
基礎から外科処置まで学んだ
勤務医時代
卒業後には、新宿にある歯科医院で勤務しました。勤務先を探す際には、20医院以上に見学に行きましたが、自分が最も歯科医師として成長できそうな職場を選びました。そこでは、基本的なスキルだけでなく、口腔外科出身であった院長先生からインプラントなどの高度な外科処置を学ぶことができました。
妻と出会ったのもこの職場ですし、本当に多くのことを得ることができた素晴らしい医院でした。
今でも心から感謝しています。
継承のために戻った歯科医院。
しかし・・・
4年間の勤務医時代を経て、遂に八戸の実家へ帰ることになりました。父親の医院を継承することを決断したのです。
「しっかりと父親の医院を引き継ぎ、患者さまに最大限貢献しよう!」
明るい希望を抱き、意気揚々と実家に戻りました。
しかし・・・実家の医院に戻り、愕然としました。
そこには、私が知っている活気があり、多くの患者さんで賑わっている父親の歯科医院はありませんでした。
私が幼い頃には、1日100人くらいは来院していた患者さんは、多くても1日10人ちょっと。驚くほど暇な状態に、張り切っていた私はショックを受けました。
「このままでは、この医院が潰れてしまう」
そんな不安に何度も駆られました。それに、どうしたら患者さんが集まってくれるのかも、全く分かりません。しかし、このままでいるわけにはいきません。
「大好きな自分の父親の医院を、また賑やかな状態に復活させよう!」
そう決断し、妻やスタッフにも協力してもらい、患者さまへどうしたらもっと満足していただけるか、どうしたらもっと良い治療を提供できるかを、必死になって考え、実行していきました。
「良い治療を提供すれば、絶対に患者さんは選んでくれる!」
そう信じて、それまで以上に、技術を高める勉強会にも徹底的に参加しました。
そして、全員で努力を続けた結果、少しずつですが患者さまの数が増えてきました。
患者さまの数が増えるごとに、自分たちの歯科治療を選んで頂けていることに感動を覚え、さらに燃えて全員で理想の歯科医院を追求して走り続けてきました。
走り続ける中で、
小学校時代のトラウマが解消!
もちろん、そんなにスムーズに医院は良い状態にはなりませんでした。
思うように行かないこともあったし、夫婦でぶつかることもありました。
スタッフの悲しい退職やぶつかり合うこともありました。
本当に多くの苦しみも経験しました。そして、その苦しみを乗り越える度に、大きな喜びも得ることができ、さらにスタッフとの絆も深まり、多くの患者さまに支持していただけるようになりました。
そして実は、理想の歯科医院を目指し走り続け、様々な困難や葛藤にぶつかってく過程で、自分自身の内面を深く振り返ることがありました。
「あっ、自分は小学校の時のあの先生のことをずっと引きずっていたのだ・・・」
そう気づく瞬間があったのです。
今まで、自分では意識していなかったのですが、無意識下で教師や先生という存在を恐れ、人のことを心からなかなか信じられない状態が続いていました。
しかし、仲間とともに、まさに死ぬ気で理想の歯科医院を目指す中で、解消することができたのです。これは、私にとって素晴らしい体験でした。
そして、今では自分を成長させてくれた糧として、その先生に感謝の念さえ生まれるほど、心のなかで完了させること出来たのです。
今後も理想の歯科医院を目指して
今では、毎日本当に多くの患者さまに来院していただき、以前のような活気のある歯科医院が戻ってきました。これも、支持してくださっている多くの患者さまのお陰です。そして、支えてくれている妻や、私を信じてついてきてくれているドクター、スタッフの皆にも心から感謝しています。
帰って来た時とは比べ物にならないほど、設備も充実してきました。
そして、私だけでなく、全員の知識レベル、技術水準も高まってきました。
今では、技術力や設備面、そしてスタッフ力では東北地方でも有数の歯科医院となってきたのではないかという自負があります。しかし、まだまだ私の理想の歯科医院までには道半ばです。多くの皆様に、良質な治療を提供するだけでなく、本物の予防を行い続けることで、虫歯で悩む人がいなくなり、笑顔で溢れる八戸市を創ることを本気で目指しています。
これからも、メンバーと一緒に皆様の笑顔を実現するために、全力で走り続けていきます。どうぞ、これからも、八戸総合 歯科・矯正歯科をよろしくお願い申し上げます。
医療法人スマイルクリエイト
八戸総合 歯科・矯正歯科
院長 吉田洋一