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歯の豆知識

2023.01.16

3歳未満のお子さんのむし歯予防

みんさんこんにちは。
青森県八戸市根城よしだ歯科 歯科医師の成田くみ子です。

「3歳未満のお子さんのむし歯予防」についてお伝えしていきます。
三子の魂100までという言葉があるように、3歳までの関わりはむしば予防においても大事になってきます。
3歳までの関わりでむし歯になりやすいお口になるか、むし歯になりにくいお口になるかが決まると言っても過言ではありません。

3歳までのお子さんでむし歯にさせないために大事なポイントは以下の3つです。
①むし歯菌に感染させないようにする
②お砂糖の入ったおやつは3歳以降
③歯ブラシ・フロスをする習慣をつける

①むし歯菌に感染させないようにする
むし歯の穴をつくるミュータンス菌は、生まれたばかりの赤ちゃんのお口にはいません。
生まれてから、周りの大人の唾液を介して感染するといわれています。
1番最初の歯が生えてから3歳までの間が感染しやすいといわれているので、3歳までは気をつける必要があります。
同じスプーンで食事をあげたり、コップのまわしのみには気をつけましょう。
お砂糖と一緒にお口の中に入ると感染しやすいといわれているので、日頃の赤ちゃんとのスキンシップは神経質に避ける必要はありません。

②お砂糖の入ったおやつは3歳以降
チョコ、ケーキやジュースなどお砂糖の入ったおやつをあげるのは3歳以降にしましょう!
多少あげたとしてもすぐにむし歯になってしまうわけではありませんが、一度甘いものを覚えてしまうと子供は甘いものを欲しがります。
3歳以降くらいになると、「1つだけだよ」「おやつの時間まで我慢しようね」などの声かけの意味が理解できますが、
3歳未満だと難しいので、子供のイヤイヤに負けてついついあげてしまう回数が増えてしまいがちです。
上に兄弟いる場合は特に甘いものを食べ始める時期がはやくなる傾向があるので、3歳までは絶対あげないという保護者の強い意志が大事になります。

3歳未満のおやつは、
お芋、果物、煮干し、おにぎり、うどんなど与えるようにしましょう。
お砂糖が一切入っていないおやつもおすすめです。
私は2歳の娘用にお砂糖の入っていないおやつ(画像参照)を常にストックしておき、周りの大人がおやつを食べる時などに娘にあげれるように準備しています。小さくて食べるのに時間がかかるので、外食でぐずってしまった時にも重宝しています。
塩分も入っていないので、大人の都合で大人しくしててほしい時に与えてしまったても、罪悪感もなく与えることができるのでおすすめです。

 

 

 

 

 

 

 

 

③歯ブラシ・フロスをする習慣をつける
3歳未満で甘いおやつを控えて入れてば、多少歯ブラシをサボってしまってもむし歯になることはありませんが、
3歳までに毎日歯ブラシ・フロスをする習慣をつけることが、今後のむし歯予防をする上で重要になってきます。

フッ素の入った歯磨き粉も歯が生えたら使用していきましょう。
おすすめチェックアップの歯磨き粉がフッ素がしっかり入っていておすすめです。
3歳未満でしたら米粒くらいの大きさは歯ブラシに出して使用してきましょう。
昔は歯磨き粉はうがいができるようになる3歳以降からといわれていた時代もありますが、フッ素のむし歯予防効果が見直され、0歳からの使用を推奨しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

3つのポイントを守ることで、生涯むし歯になりにくいお口を目指すことができます。
おやつを3歳まであげないのは、環境によっては難しいときもあると思いますが、3歳までと決めて一緒に頑張りましょう!
私も歯科医師として娘をむし歯にさせるわけにはいかないので、頑張ります^^;

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