歯周病と骨粗鬆症について
みなさんこんにちは!青森県八戸市 根城よしだ歯科の副院長 渕澤 一徳です。
今日は歯周病と全身疾患についてのお話ですが、今回は、「骨粗鬆症」との関連性についてお話します。
骨粗鬆症とは、どのような病気かご存知でしょうか?
主に更年期の女性が発症しやすい病気で、骨の密度がスカスカになり、骨が折れやすくなったり、
骨の治りが悪くなったりという病状を呈します。
歯周病は骨が溶ける病気です。
つまり、骨が溶けやすい状態で歯周病になると、どんどん骨が溶けていってしまうという
恐ろしいことが起こるのです!
さらには、歯周病で歯を失うと、上顎下顎が噛むことで刺激を受けて、健康を保っていたものが
なくなり、カルシウムの代謝も悪くなり、さらに骨粗鬆症を招きやすくなるという相互関係があります。
さらに、骨粗鬆症の方が服用していたり、注射しているお薬の多くが、
歯科治療の妨げになるということもわかっています。
それは、抜歯治療を行うことで、骨が腐ってしまい、骨髄炎という恐ろしい病気を発症してしまう
危険性もあるのです!!
なので、骨粗鬆症の方の抜歯治療は、基本的には当院で行うことが困難になり、
大きい病院の口腔外科に紹介させていただき、治療していただくことになります。
このように歯周病と骨粗鬆症の関連もかなり問題になっている昨今ですが、
要はいつも私もお話させていただいておりますが、
しっかり歯周病の治療、予防をすることです!
そしてメインテナンスによって、みなさんのお口の健康を維持していくことが、
これからの時代、本当に必須のことになっています!!!
ご心配な方はいつでもご相談ください!!
私たちが必ずみなさんの力になります。
よろしくお願いいたします!