歯並びを良くするポイント!赤ちゃんの目線を上にあげて、顎の発育UP!
皆さんこんにちは!
青森県八戸市根城よしだ歯科 歯科医師の成田くみ子です。
小児歯科赤ちゃん歯科を担当しています。
今回は、0歳からスタートできる歯並びが良くなるお子さんへの関わりの1つ「目線を上にあげる」について書いていきます。
以前のブログで、舌は上に上がり、上顎にくっついているのが良いと書きました。
舌が上に上がっていると上顎が舌によって押され上顎の発育が促されます。その結果、将来の歯並びも良くなります。
舌を上に上がるように発育を促すためには、お子さんの目線が上へ上がるよう促してあげましょう。
目線が上に上がってくると、自然に舌が上顎の方に上がり、鼻呼吸が行えるようになります。
目線が上に上がると視野も広がるので、赤ちゃんは目・鼻・口・耳と発達していくので、発達のスタートに当たる、目を発達させることは全身の発達を促すためにも大事になってきます。
生後2ヶ月くらいから、赤ちゃんは黒くて丸いものを目で追うことができます。赤ちゃんがねんねの時期は、赤ちゃんが寝ている頭側から声をかけ、目線が上に上がるように促してあげましょう。
上顎の発育のピークは5歳くらいと言われているので、それまでは顎の発育が促されるよう目線が上に上がるようにサポートしてあげましょう。前髪が伸びて目にかかってしまっていると目線は下に下がってしまいます。
前髪が伸びてきたら、目にかからないように整えるか縛ってあげるようにしてください。
☆ポイント☆
①生まれてすぐのねんねの時期は頭の方から声かけをして、目線が上に上がるよう促す
②前髪が伸びてきたら目にかからないようにする!
お子さんのより良い発育を促すためには、毎日の小さな積み重ねが大切です!是非、今日から実践してみてください。