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歯の豆知識

2023.01.16

歯の根の治療(根管治療)について

皆さんこんにちは!青森県八戸市 根城よしだ歯科の副院長 渕澤 一徳です。

 

今日は皆さんに「歯の根の治療」についてお話したいと思います。

 

 

皆さん、歯には根っこがあるのはご存知ですか?

 

歯茎の中に埋まっています。

 

 

歯茎の中で骨が支えてくれて、歯はしっかり立っています。

 

 

根の治療というのは、その歯の歯茎に埋まっている部分の治療をすることです。

 

 

歯の根の治療をしなければいけない場合は2つの原因が考えられます。

 

 

①虫歯が大きくなって、歯の根までばい菌が達した場合

 

②元々虫歯で根の治療をしていて、その根の中にばい菌がまた侵入して根の先に膿を作った場合

 

 

この2つが根の治療をしなければいけなくなった,

ほとんどの原因です。

 

 

根っこの治療の目的は、

 

 

「根の中にさらにばい菌が入ることを防いで、膿を作らせないため」

 

です。

 

 

そのために、一番大事なことは、根の治療中に「ラバーダム防湿」をすることです!

 

 

これがポイントです!!

 

 

ラバーダム防湿とは、その治療する歯以外を全て、ゴムのマスクで覆い、

 

 

根の中にばい菌が入らないようにしています!

 

 

当院で唾液の検査を受けた方はご存知だと思いますが、

 

 

お口の中はばい菌だらけです。

 

 

特に、唾液の中には多くのばい菌が含まれています。

 

 

その唾液が、根の治療中、根の中に入ったらどうなると思いますか?

 

 

そうです。根の中にさらにばい菌が入ってしまいます。

 

 

これは事実です。

 

 

根の治療をしているようで、実は中に唾液ごとばい菌を押し込めているのです!

 

 

だからこそ当院ではもう何年も、根の治療中にはラバーダム防湿をして、

 

 

唾液の侵入、ばい菌の侵入を防いでします!

 

 

これが根の治療の根本です。

 

 

これをするかしないかでは、根の治療の成功率、再発率は格段に差が出ます。

 

 

アメリカなど、海外では、このラバーダムをして根の治療をすることは、必須であり、当然のことです。

 

 

しかし、日本では数%の歯科医院しか行っていないことも事実です。

 

 

当院では100%このラバーダムを確実にして治療を行っております。

 

 

そのラバーダムをした上で、初めて根の中の治療を開始していきます。

 

 

ここからはそんなに特別なことをしているわけではありませんが、

 

 

アメリカのペンシルベニア大学の有名な治療法を参考にし、

 

 

成功率の高い根の治療を行なっております。

 

 

根の中は肉眼ではどうなっているか判断するのは至難の技です。

 

 

暗くて細い根の中を手探りだけで治療するのは、やはり成果も出にくいです。

 

 

当院では、Drは必ず、拡大鏡(目的物が何倍にも拡大されて見えるメガネ)をして治療をしていますし、

 

 

マイクロスコープと呼ばれる、さらにミクロの世界をしっかり確認しながら治療できる、

 

 

最新装置も完備し、利用しています。

 

 

それを使い、根の中をライトもつけながら、確実に治療するので、

 

 

やはり結果も出ますよね。

 

 

もちろん根の治療の成功率は100%ではないことも確かです。

 

 

何らかの理由で治癒しない場合もあります。

 

 

しかし、限りなくその可能性を少なくさせることがねの治療の大事なところだと思います。

 

 

前にお話しした、根の治療の原因の①の場合は、

 

 

神経まで達したばい菌をラバーダムをし、神経ごと確実にとり、

 

 

神経の代わりのお薬を根の中に詰めて、再発しないようにしっかりと蓋をします。

 

 

この再発させないように、というところが大事です。

 

 

お口の中のクリーニングも治療前に確実に行います。

 

 

ばい菌が多い状態で治療をすることは、再発の確率を高めてしまうからです。

 

 

だから当院では歯の治療の前に、全体的なクリーニングを行っているのです。それが理由の一つです。

 

 

これが確実に行えていれば、①の原因で行われた根の治療の成功率は高く、

 

 

あとは被せ物をしたりして、何事もなくずっと使ってもらっています。

 

 

しかし、②の場合は、すでに神経はとってあり、

 

 

代わりのお薬をしていてもばい菌が中にいるという、厄介な状態であり、

 

 

さらに根の先にうみが溜まっていると、治療は長引くことも多く、

 

 

①の場合より、根の治療の成功率は下がります。

 

 

1回目の神経をとる際に、ラバーダムをせず、唾液が入ったままで治療をしている場合も

 

 

だんだんねの中でばい菌が繁殖し、知らないうちに根の先に膿をためていくのです。

 

 

②の場合は、神経の代わりに入っていたお薬も感染しているため、それも全部しっかり取ります。

 

 

そして強力なお薬も併用しながら、確実に着実にばい菌をとる、

 

 

これしかありません。

 

 

だから根の治療は時間がかなりかかっているように感じることがあるかもしれません。

 

 

さらにその根の先の膿が完全になくならない場合は、最終的に

 

 

外科的に膿を取り除きます。

 

 

そこまでやってもダメであれば、

 

 

抜歯せざるを得ないこともあります。

 

 

このように当院では根の治療による成功率を上げるために日々確実な治療を行なっております。

 

 

全ては患者さんのためです。

 

 

一時的に良くてもラバーダムをしていないことで、

 

何年か後に膿が溜まっていて大変な思いをする患者さんも何人も見てきています。

 

 

だからこそ!土台の治療、根の治療を確実に行い、その上にしっかりした被せ物をして

 

 

長期的に何不自由なく、ご自分の歯と同じように使い続けられることってとても大切だと思います。

 

 

だから当院では必ずラバーダムをして、患者さんのために最善の治療を行っています。

 

 

当院で根の治療をされる方は、どうか安心して治療を受けられてください。

 

 

いつでもご相談くださいね!

 

 

よろしくお願いいたします。

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