歯ぎしりは、自分の歯を壊す!?
【歯ぎしりは、自分の歯を壊す!?】
こんばんわ、青森県八戸市根城よしだ歯科の歯科医師、山田優貴です!!
さて、今回は
『歯ぎしり』
についてです。
歯ぎしりは、
歯科用語で「ブラキシズム」
と呼ばれています。
ブラキシズムは
口腔異常習癖と呼ばれ、
上下の歯をすりあわせる事で
「ギリギリ、ギリギリ。。。」
と、音が出ます。
なぜ、悪習癖と呼ばれるのか。
その理由には、
①歯が摩耗(すり減る)する。
②顎関節症になる恐れがある。
③虫歯や歯周病のリスクが上がることがある。
④騒音等で周囲の人に迷惑をかける事がある。
等があります。
①に関しては、
ギシギシと歯をすり減らす事で、
歯がどんどん摩耗します。
すると、
歯の神経までの距離が近づく事や、
歯頚部(歯と歯茎の際の部分)に負担がかかる事により
知覚過敏症状(歯がしみる等)が発症します。
②に関しては、
顎に負担がかかる事で、
痛みや、
機能障害(口が開かない、開きにくい、開く際に音が出る)が起こったりします。
③に関しては、
歯に負担がかかる事で、
歯にクラック(ひび、亀裂)がは入り、
そこから虫歯菌が入り込む事で、
一生懸命口腔ケアをしても
虫歯になってしまう事もあります。
歯周病は力がかかる事で
揺さぶられ、進行が早まる事があります。
このように様々な症状を発祥する
『ブラキシズム』
を予防するためには
ナイトガード