新潟県が虫歯が少ない理由
みなさんこんにちは!
青森県八戸市 八戸総合歯科矯正歯科 小児歯科、赤ちゃん歯科担当の歯科医師の成田くみ子です。
以前の投稿で
平成31年の学校保健調査の
「12歳児1人あたりの平均虫歯本数」を都道府県別にむし歯が少ない順に紹介しましたが、
1番虫歯が少ない新潟県の秘密を紹介していきたいと思います!!
平成31年の学校保健調査の
「12歳児1人あたりの平均虫歯本数」は、
全国平均が0.69本(虫歯がある子は31.76%)のところ、
新潟県は0.3本(虫歯がある子は20.3%)
となっています!!
2000年から虫歯少ない県連続1位のようです!!
新潟県はなぜ虫歯が少ないのでしょうか?
新潟県の小学校では週に1回フッ素入りの水でのうがい(フッ素洗口)を行っているところが多いようです。
新潟県の小学校でのフッ素洗口の実施率
は89%(全国平均19%)
フッ素は自然界に存在する元素の一つです。フッ素は虫歯予防効果が高いことから、
歯磨き粉に含まれていることが多いです。
フッ素を使用することで・・・
①歯が強くなる
②再石灰化が促進され初期虫歯を修復
③虫歯菌の働きを抑える
などの虫歯予防効果があります。
学校保健調査の結果虫歯が少ない新潟県がフッ素洗口実施率が高いことから、
フッ素の虫歯予防効果が高いことが分かります。
フッ素を家庭で虫歯予防に取り入れる場合は
フッ素入りの歯磨き粉の使用がオススメです!!