免疫UP!強い身体をゲットするために
みなさんこんにちは!八戸総合歯科・矯正歯科の歯科医師の船橋美加です。
コロナウイルスやインフルエンザに負けていないですか??
今回はみなさんの体を作っている栄養素の一つで、これからの季節になくてはならない「ビタミンD」についてお話しします。
ビタミンDは頭から足まで身体中の機能に関係しており、カルシウムのバランスを整えて骨や歯の健康を保つのに働いてくれます。
そしてこれからの季節に関係が深いのが、アレルギーです。
ビタミンDは免疫機能を向上させ、アレルギーを緩和させる効果があります。
特に今は新型コロナウイルスやインフルエンザが流行っていますが、ビタミンDの摂取により感染しにくくなったりワクチンの副作用が軽くなったりすることが分かっています。
また、春の花粉症に悩んでいる方はいませんか?
私も毎年目が痒くなり鼻水がでて、いつも悩んでいました。
しかし、ビタミンDのおかげでここ2年は全く花粉症の症状がでませんでした!
また、かゆみやカサカサなど肌トラブルに悩んでいる方にも、亜鉛と共にビタミンDがとても有効です。
最近では、癌や糖尿病の予防や、妊娠しやすい身体作りなどにもビタミンDは大きく影響しているとの報告があります。
ビタミンDが不足する原因としては、紫外線対策、妊娠・授乳、日照量の低下、肥満・加齢、野外活動の減少、肝不全・腎不全、吸収不全・摂取不足などが挙げられます。
特に東北は関東と比べて日照時間が短く、ビタミンDの生成が少ない傾向にあります。
ビタミンDが不足すると子宮内膜症、不妊症、妊娠糖尿病、胎児の発育不全、早産などが起こりやすくなり、他にも、リーキーガット症候群(腸漏れ)、心臓発作、脳卒中、脂質異常症、高血圧、Ⅱ型糖尿病、慢性腎疾患、骨折等のリスクも高まります。
ビタミンDを得るには、食べ物から摂るか、日光を浴びて紫外線にビタミンDをつくってもらう方法があります。
食べ物であれば、鮭やマスなどの魚や、干ししいたけやきくらげなどのきのこ類に多く含まれています。
コロナウイルスや寒くなってきたことにより、外で日光に浴びる機会が減っているかもしれませんが、積極的に日光を浴びることも非常に重要ですね!
それだけではなかなか補えない分は、サプリメントをしっかり飲んでいただくことで、着実にビタミンDの体内濃度をあげていくことができます。
ぜひ、体内のビタミンDを増やし、風邪をひかない元気な体をゲットしましょう。