マウスピース矯正治療(インビザライン)の質問にお答えします!②
皆さんこんにちは!青森県八戸市 八戸総合歯科・矯正歯科(旧根城よしだ歯科)副院長 渕澤一徳です!
今回も、前回に引き続き、マウスピース矯正(インビザライン)の疑問にお答えしていきます!
Q1、マウスピースは1日に何時間装着しなければいけませんか?
→1日20時間以上装着が原則です。これが守られないと適切に歯が動かず、歯は動きません。もしこの時間未満の装着時間で行っていますと、マウスピースが最終的には合わなくなり、また全てやり直しになってしまいます。
基本的には、食事の時、歯磨きの時以外は装着しておくことをおすすめします。
Q2、マウスピースをつけたまま飲んだり食べたりできますか?
→マウスピースは外して食事して下さい。これがマウスピース矯正の最大のメリットになります。飲み物に関しては、お水であれば装着したまま飲んで構いません。砂糖が入った飲み物ですと、虫歯になってしまいますし、砂糖は入っていなくても、色が濃い飲み物ですと歯やマウスピースに色がついてしまいますので、控えた方が良いです。これを機に、間食なども見直し、生活習慣が改善するチャンスとプラスに捉えて頑張っていけたらいいですね!
Q3、マウスピース矯正治療中に虫歯ができやすくなると聞いたのですが…
→確かに通常よりは虫歯のリスクは上がります。虫歯予防に欠かせないのが、「唾液」です。この唾液が歯の表面を守っています。マウスピースをすると、歯の表面に唾液がつきにくくなるため、虫歯のリスクは上がってしまいます。これはワイヤーを使った矯正治療でも同じか、むしろワイヤーの方が磨きにくくリスクはさらに上がります。しかし、マウスピース矯正は取り外しができるという最大のメリットがあり、しっかりいつもと同じように歯磨きと予防をしていれば、虫歯に困ることは少ないです。さらにマウスピース矯正治療中にも、必ず定期的な検診と定期クリーニングは行っていきます。これも基本原則としてお約束をお取りしていきます。
Q4、虫歯や歯周病などの病気があっても矯正はできますか?歯並びだけを治したいのですが…
→虫歯や歯周病は全て治して、進行しない状態にすることが必要です。ですので、治療の後、当院で力を入れて行っております、「予防」をしっかり理解して取り入れ、患者さんの予防の意識、技術が高まってきてから矯正治療に進んでいきます。これをしっかり守らないと、矯正治療中に虫歯や歯周病が進行したり、せっかく矯正治療で歯が綺麗に並んで、そのまま予防しない状態が続くことによって、歯を喪失してしまったりと、最悪の状態を引き起こしかねません。ぜひこの、「予防」前提の矯正治療を、しっかりとご理解いただければ幸いです。
今回は4つの質問についてお答えしました。次回もまた、この形式で皆さんに情報をお伝えして参ります!
自分の歯並びが気になる方、もっと詳しくお聞きしたい方は、ぜひ当院にいらして下さい!お待ちしております!
副院長 渕澤 一徳