マウスピース矯正治療(インビザライン)の質問にお答えします!③
皆さんこんにちは!八戸総合歯科・矯正歯科の副院長 渕澤一徳です。
今日はまたインビザライン治療 マウスピース治療の質問にお答えします!
Q1、インビザラインのマウスピースを装着して正確に発音できますか?
→結論、マウスピースをつけていないときに比べると発音はしづらくなります。特に新しいマウスピースに取り替えた直後は特に発音が難しくなる場合があります。私自身マウスピース治療を始めたときは難しいことを実感しました。特にサ行、タ行の発音、舌の当て方に影響が出て、かなり苦戦しました。しかし、慣れてくるとマウスピースを装着していても、上手に舌を当てられるようになりました。今も私は診療中、リテーナーというマウスピースをつけて診療しながらご説明もさせていただいておりますが、患者さんには発音に違和感ないと言っていただいております。
Q2、どうしても装着時間1日20時間以上つけられなさそうなのですが、その場合はマウスピース矯正治療はできないのですか?
→原則は20時間装着、推奨は22時間以上の装着です。歯科の治療を最善で行うにあたって、やはり専門的な守って欲しいことはどうしてもございます。それをできなければ、治療の保証が難しいということは事実、お話する責任も、私たちにはあると思っております。それが医療の現実です。しかし、当院ではそれでも行いたい!という患者さんの強い思いには、できる限りお応えしたいと考えております。ですので、まずはご相談ください。アライナーチューイという道具を用いてそれをできる限り補う方法や、虫歯のリスクに合わせて、チェックを多めにしながら装着時間を調整したり、できることを相談しながら決めていきます。あきらめず、まずは自分がどうなりたいのか?そこに遠慮せず、妥協せず、後悔しない決断を私は大事にさせていただきたいと心から思っております。お待ちしております。
Q3、アタッチメント(歯につけるプラスチックの突起)が脱離した場合はすぐに付け直さなければいけませんか?
→アタッチメントが外れてしまった場合は、まずご連絡ください。アタッチメントの役割は歯の表面積を増やして歯を動かす力のサポートをしています。簡単に言いますと、それがついているおかげで歯がさらによく動くというわけです。ですが、なければ歯が動かないというわけではありません。そのマウスピースのタイミングで動かしたい歯に対して、そのアタッチメントが今、まさに効果を発揮しているか、今ではないか、によってすぐに付け直さなければいけないかあとでもいいか、別れます。ですのでまずはご連絡いただき、すぐ来ていただくか、次回のお約束まで様子をみていいか、お話いたします。
また次回もインビザラインの質問にお答えしますね!ぜひみなさん、ご活用ください!
歯科医師 渕澤一徳