これからの時代は歯がなくならない?
みなさんこんにちは!青森県八戸市根城よしだ歯科の副院長 渕澤 一徳です。
先日、定期的に行われている、歯科疾患実態調査の中でとても興味深いデータがありましたのでご報告します。
歯科疾患実態調査とは、国が行っている日本国民のお口についての調査、データです。
虫歯は何人何パーセントとか歯周病は何人など、調べています。
その中で、8020達成者51.2%というデータがありました!
8020というのは国がずっと行なっている運動で、80歳で20本歯を残しましょうという取り組みです。
ついにその達成者の割合が、半分以上というデータが出たのです!!
今までの日本の歯医者は、痛くなったら削って抜いて、どんどん歯をなくす治療がメインになっていましたが、
この8020運動のおかげで、歯をできるだけ残して治療するという流れが日本にも定着しつつあります。
そのため、歯を残せる時代になってきたのです!!
これは、とても素晴らしいことですし、嬉しい事です!!
しかし、問題が2つあります。
その残せるようになった歯は、健康か?ということがまず1つ。
ボロボロでも、グラグラでも歯を残っていればいいのか?
違いますよね。
健康な歯、なんでも噛めて痛くなくて、丈夫な歯の本数が20本あるかどうかということです。
もう一つは、歯が多く残る時代において問題なのは、歯周病です。
歯周病はご存知の通り、歯茎の中の骨が溶けてなくなり、歯がグラグラして抜けてしまう怖い病気です。
これは歯がなければかからない疾患です。
歯が多ければ多いほど磨き残しが多くなり、歯周病が増えると言われています。
これも健康とは言えません。
しかし、どちらも完全に対応することができます。
それが、歯科医院に定期的に通院すること、メインテナンスをしっかりして予防することです!
当院はメンテナンスも、予防もとても力を入れています。
歯が多く残る時代が来ることを想定して、その分野の勉強を常に行っておりました。
任せてください!
必ず、皆さんの健康な歯を多く残すことができますので、
当院にいつでもご相談ください!