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歯の豆知識

2023.01.16

お子さんの歯の悩み Q&A

みなさん、こんにちは!!
 青森県八戸市根城よしだ歯科 歯科医師の酒井くみ子です。
当院では主に小児歯科を担当させていただいております。
 
日頃お子さんの治療を担当する上で、保護者からのよくある質問について答えていきたいと思います。
 
Q.歯磨きはいつから行えばいいでしょうか??
 
A.いざ歯が生え始めて歯磨きをスタートしても、「口を開けてくれない」「嫌がられる」など歯磨きで悩まれているお母さんはたくさんいます!!
歯が生える前から、
お口のまわりを触って触れられることになれるトレーニングを始めておきましょう!!
 
いきなりお口を触らず手足を触るコミュニケーションからはじめ徐々に口元触ることで、口や顔を触られることになれていきましょう。
 
そして乳歯が生え始めたら、歯磨きの習慣をつけます。
0歳児の歯磨きをするときの体制は授乳と同じ(横抱き)がベストです。
 
 
歯ブラシの刺激になれてきたら、歯を見ながら一本ずつみがいていきます。一本5秒くらいで十分です。
 
なかには、嫌がって全体を5秒くらいしか磨けない日もあるでしょう。
たとえ十分に歯磨きできない日があっても、やることに意味があります。
歯磨きは毎日の習慣形成してあげることが大事なので、
やったりやらなかったりするとお子さんはやらなくてもいいものなんだと理解します。
完璧に歯磨きできる保護者の方はほとんどいません。毎日続けることが大事なので、苦戦しても続けていきましょう(^ ^)
 
Q.子供の歯ブラシはどんなものを購入すればいいの??
 
A.はじめての歯ブラシは、
〜赤ちゃんが持つもの〜
①ブラシのヘッドが小さい
②柄が小さくて持ちやすい
③喉付き防止がある
 
 
〜ママが持つもの(仕上げ磨き用)〜
①ヘッドが小さい(歯ブラシの毛がついているところ)
②毛が短い
③柄が長い
④毛が細くて密集している
 
〜歯ブラシの使い方のポイント〜
①力がはいりすぎないように、鉛筆もちをする
②小刻みにちょこちょこ磨く
③みえにくいやりにくいところから
 
ガーゼで食べカスは落とすことができますが、虫歯菌は歯ブラシをつかわないと綺麗になりません。
ガーゼだけに慣れてしまうとガーゼから歯ブラシに切り替えがなかなかできないケースもあるので、はやくから歯ブラシになれることが大事です。
 
赤ちゃん期はとくに上の前歯が虫歯になりやすいです。
歯の裏側は磨き残しになりやすいので、裏側から磨くようにしましょう!!
 
 
Q.卒乳が遅いと虫歯になりやすいのは本当ですか??
 
母乳(ミルク)と卒乳、この二つは虫歯に大きく関係しています。
母乳やミルクは虫歯の原因になります。
母乳やミルクには乳糖と呼ばれる糖分が多く含まれています。
授乳の際、特に上の前歯は母乳(ミルク)が停滞しやすく糖にさらされ続けるので、口のなかは虫歯になりやすい環境になります。
卒乳のタイミングは1歳あたりを目指しましょう。
1歳過ぎての授乳は気をつけましょう!!
よくやってしまう、
・寝かしつけの授乳
・ぐずるからほしがるからあげてしまう
・寝たママの哺乳瓶
はいわゆるダラダラ食いと同じです!!
これが習慣になってしまうと、虫歯の危険度は上がってしまいます。
 
卒乳の仕方は、
計画的に数日に一回ずつなど回数を減らしていくスタイルをお勧めしています。日程を計画するのでママの負担もが少ないのも特徴です。
 
卒乳=授乳終了です。
少し寂しく感じるかもしれませんが、親子のコミュニケーションのレベルがさらにあがり強い絆を結びつけます。
 

Q、乳歯の虫歯ができやすいところは??

日頃の仕上げ磨きの参考にしていただけたらと思います。

① 奥歯の歯と歯の間

A,奥歯の歯と歯の間の虫歯は見た目ではわかりにくいので、

発見が遅くなり気づいたときには、大きな虫歯になっていることが多いです。

しかも乳歯は永久歯に比べて歯と歯の接触している面積が多いので、

永久歯より虫歯になりやすいのです。

歯と歯の間のお掃除は糸ようじ(フロス)が必要になります。

慣れていないと歯茎を傷つけてしまうこともあるので、

糸ようじ(フロス)の使い方は必ず衛生士さんに確認してみてくださいね!

② 奥歯の溝

奥歯には噛む面に溝(裂孔)があります。乳歯の奥歯の溝(裂孔)は永久歯に比べて、

溝(裂孔)が深いので汚れがたまりやすく虫歯になりやすいです。

対策としては歯ブラシをきちんと、奥歯まであてることと、

奥歯の溝を埋めて虫歯になりにくくするシーラントをするのも有効です。

③ 歯と歯茎の境目

 

歯と歯茎の境目は歯ブラシが強くあたると、痛くて嫌がるので、

磨き残しが多いところです。ポイントとしては、柔らかい歯ブラシを使う、

毛先が開いたらはやめに新しい歯ブラシを使うことです。

 特に下の奥歯の舌側、

上の奥歯のほっぺた側の歯茎の境目に磨き残しが多いので気をつけてください。

仕上げ磨きもきちんとポイントをおさえてやらないと、

歯磨きしていても虫歯になってしまいます。

とはいっても、歯磨きを嫌がる子も多いので、

忙しいお母さんには難しいときもありますよね。

困ったときはいつでも相談してくださいね!

 

 

 

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