お口の体操で歯並びをよくする
みなさんこんにちは!
青森県八戸市 根城よしだ歯科歯科医師の酒井くみ子です。
今回は子供の歯並びに
口を開けて上下の前歯の間に舌を挟んだり、歯を舌で裏側から押したりする癖を、舌突出癖(ぜつとつしゅっへき)(または舌癖[ぜつへき])といいます、
口呼吸や指しゃぶりを長く続けていると現れることが多いといわれています。
舌突出癖(ぜつとっしゅつへき)を続けていると、開咬(奥歯がや、出っ歯(上顎前突)、受け口(下顎前突)となってしまいます。この癖は、舌の先端の場所が本来の正しい舌の位置よりも、やや前方で低い位置にあるため、上下の前歯の間から舌が見え隠れしたり、発音が不明瞭になったり、食べる時に音をたててしまうなど、日常生活にも影響がでます。
治療法としては、お口の周りや舌の筋肉を鍛えるトレーニング(MFT:筋機能療法)での舌突出癖の改善や、矯正歯科治療があります。慢性的に鼻が詰まる「アデノイド(咽頭扁桃の肥大)」などがある場合は、耳鼻咽喉科での治療も併せて必要となります。