歯の豆知識
2021/09/30
ビタミンDってどんな栄養素??
みなさんこんばんは!
青森県八戸市八戸総合歯科・矯正歯科の歯科医師の船橋美加です。
八戸も秋に入って、だんだん涼しくなってきましたね。
本日はみなさんの体を作っている栄養素の一つ、「ビタミンD」についてお話ししていきます。
ビタミンDは、実は数あるビタミンの中でも今最も注目したい栄養素です。
ビタミンDは心臓血管形、中枢神経系、免疫系、内分泌系など頭から足まで身体中の機能に関係しています。
例えば、血糖値が上がった際に身体から分泌され、血糖をコントロールするインスリンというホルモンがあります。
ビタミンDはそのインスリンを作るのを手伝ってくれたり、分泌を刺激してくれたりします。
しかし、この栄養素が不足すると次のようなことが起きてくることがあります。
・子宮内膜症
・不妊症
・妊娠糖尿病
・胎児の発育不全
・早産
・アレルギー
・リーキーガット症候群(腸漏れ)
・心臓発作
・脳卒中
・脂質異常症
・高血圧
・Ⅱ型糖尿病
・慢性腎疾患
・骨折
等
そしてビタミンDが不足する原因としては、
・紫外線対策
・妊娠・授乳
・日照量の低下
・肥満・加齢
・野外活動の減少
・肝不全・腎不全
・吸収不全・摂取不足
などが挙げられます。
高齢化の進む現代社会では、体内でのビタミンD合成量がどんどん減っており、社会全体でビタミンD不足が顕著に現れています。
また八戸など東北は、関東と比べて日照時間が短いため不足している方が多いのも現実です。
ビタミンDは免疫機能を向上させたり、アレルギーを緩和させたり、十分に摂取することでみなさんの身体にとってとてもいい事が沢山あります。
特に今は新型コロナウイルスが流行っていますよね。
サプリメントや食事によってビタミンDを摂取することにより、ワクチンの副作用が軽くなることが分かっています。
また、新型コロナウィルス自体にもかかりにくくなります。
また、春の花粉症に悩んでいる方はいませんか?
私も毎年目が痒くなり鼻水がでて、いつも悩んでいました。
しかし、ビタミンDを去年の秋頃から毎日しっかり摂取することで、なんと今年は全く花粉症の症状がでませんでした!
当院でもビタミンDの医療用サプリメントを販売しておりますが、しっかり飲んでいただくことで、着実にビタミンDの体内濃度をあげていくことができます。
またビタミンDは、鮭や干ししいたけなどの食品に含まれています。
屋内で生活することの多い現代では、積極的に外に出て日光を浴びるのもとても良いことですね!
ぜひ、体内のビタミンDを増やし、風邪をひかない元気な体をゲットしましょう。
2021/09/10
フッ素は安全?子供に使っても大丈夫?
みなさんこんにちは!
青森県八戸市 八戸総合歯科矯正歯科 歯科医師の成田くみ子です。
フッ素の安全性についてお話ししていきたいと思います。
「フッ素=むし歯予防」につながることはご存知の方も多いと思いますが、
安全面に不安を抱いている方も多いと思います。特にお子さんに使うとなると尚更ですよね。
診療していると、「フッ素は絶対使いたくない・塗って欲しくない」という方も少なからず、いらっしゃいます。
フッ素の使用はもちろん個人の自由なので、フッ素についての正しい認識をしていただいた上で選択をしてるのであれば良いのですが、
漠然と不案だからという理由で使用したいない方には、是非一度フッ素について正しい情報提供ができればいいなと思っています。
結論から言うとフッ素は正しい使用量を守って使用していれば身体に害はありません。
口にする物には全てにおいて適量があります、
お醤油も大量に摂取すれば死に至る場合もあります。お水でさえ取りすぎると水中毒になってしまいます。
フッ素も同じです。適量であれば、むし歯予防として効果が高いので得られるメリットは大きといえます。
では適量とはどれくらいでしょうか??
歯磨き粉であれば以下の量になります。
以下の量とフッ素濃度であれば、むし歯予防効果も高いので参考にしてみてください。
体重1kgあたりのフッ化物摂取量は
中毒発現量:
約5〜10mg/kg
消化器症状発現量:
約3〜5mg/kg
歯磨き粉の適正量の使用量を使っての場合:0.003~0.007mg/kg
つまり歯磨き粉に使用する量は中毒など起こす量の約1/1000ということになります。
歯磨き粉で適正を使用する分には身体に問題ありません。仮に小さいなお子さんが歯磨き中に歯磨き粉を飲み込んでしまったとしても大丈夫です。是非参考にしてみてください。
2021/09/04
キシリトールでお子さんのむし歯予防
みなさん、こんにちは!!
青森県 八戸市 八戸総合歯科矯正歯科 歯科医師の成田くみ子です。
キシリトールって聞いたことありますか??
ガムに入っているイメージをお持ちの方も多いと思います。
キシリトールは天然素材の甘味料です。
糖アルコールの一種で砂糖と同じくらいの甘さがありますが、むし歯の原因にならないのが特徴です。むし歯の原因にならないだけではなく、むし歯の進行も防いでくれます!イチゴなどの身近な食べもにも含まれていて、体にも安全です。
むし歯の原因になるミュータンス菌は砂糖が大好き!砂糖を餌にして、酸を作り出し葉を溶かしてしまいます。
ミュータンス菌はキシリトールも餌だと勘違いして食べてしまいますが、キシリトールからは酸を作り出すことができないので、むし歯の原因になりません。
キシリトールはミュータンス菌の活動を弱める働きも持っています。
そして弱まったミュータンス菌は量もだんだん減っていきます。
また毎日少しずつ食べることで細菌の塊であるプラークがつきにくくなります。
キシリトールのガムが食べれない小さなお子さんは、キシリトールのタブレットがお勧めです。
食べ過ぎはお腹が緩くなってしまうので、1日1〜3個を目安にするといいです。
甘くて美味しくてむし歯予防になるので、お子さんのむし歯予防で上手に使っていきましょう。
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