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歯の豆知識

2021/02/28
高齢者のセルフケアについて

皆さん、こんにちは!

根城よしだ歯科の歯科医師の坂本です。

今回は高齢の方のセルフケアについてお話したいと思います。

現在日本人の平均寿命は年々伸びてきています。2019年度では男性81.4歳、女性87.4歳となっています。多くの人がそれだけ長生きできる時代です。

歯科医院にいらっしゃる高齢の方の年齢層も変化してきています。近年では80歳、90歳を超える方が自力で通院していることも珍しくありません。

自力で通院できる高齢の方のセルフケア(一人でお口をきれいにする)力は比較的保たれていて、認知機能も大きく低下している事はまず少ないです。

しかし問題なのは、歯科医院に通院したくてもできない高齢の方です。

歯科医院に通院が困難になる大きな理由として、脳卒中や心疾患、大腿骨骨折などの病気があります。より重症な場合には、後遺症や障害が残ることもあります。

平均寿命は伸びていますが、残念ながら歳を重ねると身体的に衰え、疾患にかかりやすくなります。長寿といっても、元気な健康長寿であれば良いのですが、必ずしもそうならない現実があります。

その指標に介護や他人からの支援がいらない健康寿命があげられます。平均寿命と健康寿命の差は、男性が約9年、女性は約12年と言われています。

このような健康寿命後の、要支援、要介護状態の方は、歯科医院の通院に介助者による送迎が必要であったり、セルフケアだけでは口腔の管理が不十分であったりするため、介助による口腔ケアが必要となります。

認知機能や全身状態が不良で、セルフケアがまったく不可能であれば全介助となります。しかし要介護高齢者に少しでも残存能力があれば、それを活かしてセルフケアに繋げるという視点は、本人のリハビリテーションや介護負担軽減という観点でとても重要です。

お口の掃除は工夫次第でセルフケアが可能となりえる部分があるため、その要介護高齢の方の残存能力を見極め、どのような対応が必要かをよく検討することが重要です。その際、お口だけを観察するのではなく、認知機能や四肢の麻痺の程度など、視野を広げた個別の対応が必要となります。

そのためにもご家族の協力はもちろん、残存能力を活かしたセルフケア指導や他職種連携が重要です。

もしご家族に介護の必要な高齢の方がいらっしゃいましたら、一度お口の中を覗いてみて下さい。

根城よしだ歯科では訪問診療での口腔ケアの際、セルフケアを活かした指導も行っております。

何か心配ごと相談ごとがございましたら、一度ご相談ください。

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2021/02/23
下の前歯の永久歯が重なって生えてきた時の対応

みなさん、こんにちは!
青森県八戸市根城よしだ歯科 歯科医師の成田くみ子です。

今回は普段の診療でよくあるご質問
『下の前歯の永久歯が重なって生えてきた時の対応』についてお答えしていきたいと思います。

5〜6歳くらいになると、乳歯が抜けて永久歯が生えてきます。
ほとんどのお子さんが下の前歯から生え変わります。
下の前歯の永久歯は乳歯の内側から生えてくることが多いので、写真のお子さんのお口のように重なった状態になることがあります。

 

 

 

 

 

乳歯が抜けると内側から生えた永久歯は自然と前にでて来るので心配しなくても大丈夫ですが、永久歯と重なっている乳歯が自然に抜けない時は歯医者で抜いたほうがいい場合もあります。

写真のお口の状態で、すでに乳歯がグラグラしていれば自然に抜けますが、揺れが全くない場合は自然に抜ける可能性が低いので歯医者さんで抜歯が必要になることもあります。永久歯が乳歯と同じ高さにくるまでには抜いたほうがいいといわれているので、それを目安に自然に抜けないようであれば歯科医院の受診をオススメします。

永久歯が重なって生えてくると歯並びに影響が出ないか心配で来院される方も多くいらっしゃいます。乳歯が抜けると舌などの力に押されて、内側に生えた永久歯は自然と前に出てくるので心配は入りませんが、そもそも大人の歯が並ぶスペースがないくらい顎が小さいと前歯が重なってきてしまいます。
下の前歯が生え変わりの時期くらいになると将来永久歯が綺麗に並ぶかどうか判断することができるので、将来のお子さんの歯並びが気になる方は、いつでもご相談ください(^-^)v

 

2021/02/02
歯並びを良くするポイント!赤ちゃんの目線を上にあげて、顎の発育UP!

皆さんこんにちは!
青森県八戸市根城よしだ歯科 歯科医師の成田くみ子です。
小児歯科赤ちゃん歯科を担当しています。

今回は、0歳からスタートできる歯並びが良くなるお子さんへの関わりの1つ「目線を上にあげる」について書いていきます。

以前のブログで、舌は上に上がり、上顎にくっついているのが良いと書きました。

舌が上に上がっていると上顎が舌によって押され上顎の発育が促されます。その結果、将来の歯並びも良くなります。

舌を上に上がるように発育を促すためには、お子さんの目線が上へ上がるよう促してあげましょう。

目線が上に上がってくると、自然に舌が上顎の方に上がり、鼻呼吸が行えるようになります。

目線が上に上がると視野も広がるので、赤ちゃんは目・鼻・口・耳と発達していくので、発達のスタートに当たる、目を発達させることは全身の発達を促すためにも大事になってきます。

生後2ヶ月くらいから、赤ちゃんは黒くて丸いものを目で追うことができます。赤ちゃんがねんねの時期は、赤ちゃんが寝ている頭側から声をかけ、目線が上に上がるように促してあげましょう。

上顎の発育のピークは5歳くらいと言われているので、それまでは顎の発育が促されるよう目線が上に上がるようにサポートしてあげましょう。前髪が伸びて目にかかってしまっていると目線は下に下がってしまいます。

前髪が伸びてきたら、目にかからないように整えるか縛ってあげるようにしてください。

☆ポイント☆
①生まれてすぐのねんねの時期は頭の方から声かけをして、目線が上に上がるよう促す
②前髪が伸びてきたら目にかからないようにする!

お子さんのより良い発育を促すためには、毎日の小さな積み重ねが大切です!是非、今日から実践してみてください。

2021/01/30
iTero(アイテロ)を用いた、インビザライン治療について

皆さんこんにちは!青森県八戸市 根城よしだ歯科の副院長 渕澤 一徳です。

 

以前、インビザライン GO(iGO)のお話をしました。

 

今までのワイヤーなどを使用した従来の矯正治療から、

 

マウスピースによる、取り外し可能で、衛生的で、快適な矯正治療に世界的にも移行しています。

 

今回、まずはそのインビザライン治療全般のお話を少しさせていただきます。

 

前回の復習にもなると思います。

 

そして、今回話すメインは、インビザラインマウスピース矯正治療に活用する、

 

最先端の機械をなんと!当院でも導入したんです!

 

ということをみなさんにお伝えしたく、今回ブログで書かせていただきました!

 

その機械の名は、『iTero(アイテロ)』 です!

 

これが、とてもすごい機械なんです!あとでお話します!

 

 

  • マウスピース矯正治療の種類

 

マウスピース矯正治療には前回お話した『iGO』と、『インビザライン』の2つがあります。

 

簡単に言いますと、この2つは矯正できる範囲が違います。

 

iGO→前歯限定の矯正治療

 

インビザライン→全体的な矯正治療

 

 

前歯のちょっとした歯並び改善なら、iGOで短期間にできます。

 

全体的に歯並びを改善したい場合は、インビザラインで通常の矯正治療と同じくらいの期間を費やして矯正治療を行います。

 

当院でどちらも行えますが、そのためには診断が必要になります。

 

そこで活用する機械が『iTero』です!

 

 

  • 最先端口腔内3Dデジタルスキャナー『iTero』について

 

このiTeroは皆さんのお口のデータを高度な映像技術により動画を撮って3Dで分析できる

 

最先端の機械です!

 

矯正治療の場合、皆さんの歯形を取らせていただくには、

 

従来は歯科用のシリコン(粘土のようなもの)などを使って型取りをしていました。

 

経験してお分かりの方もいらっしゃると思います。

 

それがこの機械で、瞬時に快適に型をとる事ができます

 

今まで嘔吐反射などで、型取りが苦手だった人も安心して行う事ができます。

 

しかし、この機械のすごいところはそれだけではありません!

 

それは、このiTeroで型をとるだけで、

 

「その場で矯正治療前と後のイメージ画像を比較して見ることができる」

 

という素晴らしい機能があるのです!!

 

矯正治療はゴールのイメージがしづらいですよね?

 

頑張って矯正治療するのに、ゴールが分からないと不安だという方もいらっしゃると思います。

 

このiTeroを用いれば、その不安もなく、治療ができます。

 

さらにこの次の段階では、その型取りした画像データで、より精密な画像診断をした後、

 

歯並びのゴールイメージをご自分のお顔のお写真に実際当てはめて確認もできます!

 

実際患者さん方は、これを見て最終的に納得されてご決断されています。

 

皆さん、このiTeroで事前に将来の歯並びのゴールイメージ明確にし、

 

お口の長期的な健康を手に入れ、自信を持って笑顔で不安なく生活できるより良い環境を

 

手に入れてみませんか?

 

いつでもご相談ください!

 

 

副院長 渕澤 一徳

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2021/01/20
歯並びを良くするために お子さんの食べる時の姿勢に注意!

みなさん、こんにちは!

青森県八戸市根城よしだ歯科 歯科医師の成田くみ子です。

今回は、お子さんの食べる時の姿勢について書いていきたいと思います。

上顎の発育は5〜6歳でピークを迎え、12歳くらいで成人の95%完成するといわれています。

5〜6歳くらいまでの食事内容や食べる時の姿勢は、顎の発育に影響を及ぼすといわれています。

離乳食が始まると、お子さんのベビーチェアを用意する家庭も多いと思うのでよかったら参考にしてみてください。

硬いものや、繊維のある歯ごたえのある食べ物良く噛んで食べることは顎の発育に良い影響を及ぼします。

しかし、食事中に足がしっかり地についていないと噛む力に1.5倍差が出るといわれています。

お子さんの食事する環境を整える上で、足が地に着く状態になるかどうかは顎の成長においてとても大事になってきます。

また机の高さも高すぎると食べにくいですし、低すぎると姿勢が悪くなってしまいます。机の高さが、胸とおへその真ん中あたりきているかどうかも確認してみてください。

新しくベビーチェアを購入する際は、お子さんの成長に合わせて足置きの高さ、椅子の高さを調整できるものを選択することをおすすめします。

椅子の調整ができない場合は、クッションやタオルで調整したり、雑誌や辞書を足置きがわりにして調整しましょう。

 

 

 

 

 

 

私は、2歳の娘がいますがHOPLのベビーチェアを成長に合わせて高さを変えながら使用しています。よかったら参考にしてみてください!

2021/01/06
3歳未満のお子さんのむし歯予防

みんさんこんにちは。
青森県八戸市根城よしだ歯科 歯科医師の成田くみ子です。

「3歳未満のお子さんのむし歯予防」についてお伝えしていきます。
三子の魂100までという言葉があるように、3歳までの関わりはむしば予防においても大事になってきます。
3歳までの関わりでむし歯になりやすいお口になるか、むし歯になりにくいお口になるかが決まると言っても過言ではありません。

3歳までのお子さんでむし歯にさせないために大事なポイントは以下の3つです。
①むし歯菌に感染させないようにする
②お砂糖の入ったおやつは3歳以降
③歯ブラシ・フロスをする習慣をつける

①むし歯菌に感染させないようにする
むし歯の穴をつくるミュータンス菌は、生まれたばかりの赤ちゃんのお口にはいません。
生まれてから、周りの大人の唾液を介して感染するといわれています。
1番最初の歯が生えてから3歳までの間が感染しやすいといわれているので、3歳までは気をつける必要があります。
同じスプーンで食事をあげたり、コップのまわしのみには気をつけましょう。
お砂糖と一緒にお口の中に入ると感染しやすいといわれているので、日頃の赤ちゃんとのスキンシップは神経質に避ける必要はありません。

②お砂糖の入ったおやつは3歳以降
チョコ、ケーキやジュースなどお砂糖の入ったおやつをあげるのは3歳以降にしましょう!
多少あげたとしてもすぐにむし歯になってしまうわけではありませんが、一度甘いものを覚えてしまうと子供は甘いものを欲しがります。
3歳以降くらいになると、「1つだけだよ」「おやつの時間まで我慢しようね」などの声かけの意味が理解できますが、
3歳未満だと難しいので、子供のイヤイヤに負けてついついあげてしまう回数が増えてしまいがちです。
上に兄弟いる場合は特に甘いものを食べ始める時期がはやくなる傾向があるので、3歳までは絶対あげないという保護者の強い意志が大事になります。

3歳未満のおやつは、
お芋、果物、煮干し、おにぎり、うどんなど与えるようにしましょう。
お砂糖が一切入っていないおやつもおすすめです。
私は2歳の娘用にお砂糖の入っていないおやつ(画像参照)を常にストックしておき、周りの大人がおやつを食べる時などに娘にあげれるように準備しています。小さくて食べるのに時間がかかるので、外食でぐずってしまった時にも重宝しています。
塩分も入っていないので、大人の都合で大人しくしててほしい時に与えてしまったても、罪悪感もなく与えることができるのでおすすめです。

 

 

 

 

 

 

 

 

③歯ブラシ・フロスをする習慣をつける
3歳未満で甘いおやつを控えて入れてば、多少歯ブラシをサボってしまってもむし歯になることはありませんが、
3歳までに毎日歯ブラシ・フロスをする習慣をつけることが、今後のむし歯予防をする上で重要になってきます。

フッ素の入った歯磨き粉も歯が生えたら使用していきましょう。
おすすめチェックアップの歯磨き粉がフッ素がしっかり入っていておすすめです。
3歳未満でしたら米粒くらいの大きさは歯ブラシに出して使用してきましょう。
昔は歯磨き粉はうがいができるようになる3歳以降からといわれていた時代もありますが、フッ素のむし歯予防効果が見直され、0歳からの使用を推奨しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

3つのポイントを守ることで、生涯むし歯になりにくいお口を目指すことができます。
おやつを3歳まであげないのは、環境によっては難しいときもあると思いますが、3歳までと決めて一緒に頑張りましょう!
私も歯科医師として娘をむし歯にさせるわけにはいかないので、頑張ります^^;

2021/01/01
笑気吸入鎮静法について

みなさんこんにちは!
青森県八戸市根城よしだ歯科の歯科医師の田口美加です。
最近は珍しく雪も沢山降り、八戸も寒くなってきましたね♪

みなさんは、歯科治療が怖いなーと思ったことはありませんか?
きっとどんな方でも「痛かったらどうしよう…」と不安を感じたことがあったり、歯科に向かう足が重くなったりという経験があると思います。
たしかに、歯科は使用する器具の音や独特な匂いがあり、苦手に思う方が多いのが事実です。
歯科治療はしたいけど、怖くて一歩が踏み出せないという方に、ぜひオススメしたい治療方法があります。
それは「笑気吸入鎮静法」という、治療と同時に行う気体を使用した麻酔です。

笑気吸入鎮静法とは、チューブを鼻に差し込み、20~30%の笑気ガス(亜酸化窒素)と酸素の混ざった気体を吸入する方法です。
5分くらいすると、アルコールを飲んだときの様なふわふわとしたリラックスした気持ちになってきます。

特徴としては、
①弱い鎮静・睡眠作用と鎮痛作用
笑気吸入鎮静法は、気持ちを穏やかにして眠くなったような状態にしたり、痛みを感じにくくさせたりする効果があります。
②効果の発現と消失が速やか
空気を吸うと速やかに効果を表し、吸入をやめるとすぐに排泄されます。
麻酔を使用した後でも当日に帰宅することができます。
ただし、治療後はふらつく事があるため車の運転等はしない方が良いとされています。
③呼吸器や循環器への影響がない
治療後に100%の酸素を一定時間吸入することで、体内に亜酸化窒素が蓄積することがないため安全です。
肺や心臓に障害をお持ちの方でも副作用なく使用することができます。

笑気吸入鎮静法は以下のような方に向いています。
✱歯科治療が怖い方
✱痛みに弱い方
✱ストレスを感じやすい方
✱嘔吐反射(口の中に異物が入るとおえっとなってしまう)のある方
✱緊張しやすい方
✱血圧が高くなりやすい方
✱歯科治療の雰囲気に怖さを感じるお子さん
✱循環器疾患(高血圧症・不整脈・狭心症など)を有する方
✱脳貧血の既往がある方

ただし、このような方々には笑気吸入鎮静法を使用することができません。
・鼻から空気を吸えない方
・妊娠されている方
・2ヵ月以内に眼科手術を受けている方
・体内に閉鎖腔のある疾患をお持ちの方
(中耳炎・腸閉塞・気胸・ブラと呼ばれる肺の閉鎖腔)
・過換気症候群(過呼吸)の方
・副鼻腔炎(蓄膿症)の方
・脳性麻痺の方
・中耳炎で治療中の方

歯科治療への恐怖と戦いながら治療を受ける必要はありません。
当院では笑気吸入鎮静法という麻酔法を上手く併用しながら、ストレスなく歯科治療を受けていただくことができますので、興味のある方はスタッフまでお声掛け下さい!

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2020/12/26
舌の位置と歯並びの関係

みなさんこんにちは!
青森県八戸市 根城よしだ歯科小児歯科赤ちゃん歯科担当の成田くみ子です。
みなさんはお口の中で舌の正しい位置(舌の置き場所)があることをご存知ですか?

普段意識したことがある人のほうが少ないと思います。わたしも歯科医師になるまで、考えたこともありませんでした。舌の正しい位置は、図1の☆印のスポットに舌の先が触れている状態です。舌がスポットに触れていないと舌が下に下がった状態になります。

歯に接している、舌・頬・唇などの力が長期間にわたってかかり続けると歯の位置は動きます。
歯はわずか1.7gの力で動くと言われています。舌の力は500g、頬・唇の力は300gくらいあります。特に舌の力は強いので、普段の舌の位置や使い方が歯並びに影響を与えてしまうのです。

上顎の成長のピーク前(5歳くらいまで)に平常時に舌が正しい位置にあると、上顎は舌に押されて大きく発達します。しかし舌が下に下がってしまっている状態だと、上顎の成長は小さくなります。
写真の左側の口腔内は舌が正しい位置にある状態です。右側の口腔内は舌が舌に下がっている口腔内です。

幼児期の舌の位置は、その後の顎の発育に大きく影響します。
5歳の時点で舌を正しい位置に置くことができていないお子さんは、舌のトレーニングによって舌の位置を改善することができれば、顎の成長が促され歯並びが良くなります。お子さんの歯並びに不安がある方は、いつでもご相談ください。

2020/11/30
味覚障害と口腔ケア

皆さん、こんにちは!
根城よしだ歯科の歯科医師の坂本です。
今回は味覚障害についてお話したいと思います。

みなさん最近コロナの症状として味覚障害という言葉をよく耳にすると思います。
味覚障害といっても様々なものがあります。

薄い味を感じにくい「味覚減退」味を濃くしてもまったく味を感じない「味覚脱失」舌の片側のみ感じない「片側性無味症」、口の中に何もないのに塩味や苦みなどを感じる「自発性異常味覚」などがあります。コロナの症状は「味覚脱失」にあたります。
なかでも味覚減退は本人が気づけないことがあり、塩分の過剰摂取などにつながり高血圧などのリスクにつながりやすいです。
また味覚障害は、おいしさを感じづらくなることから食欲不振を招くばかりでなく、食事摂取量の低下、ひいては低栄養につながるおそれもあるため、家族やまわりの人が味覚障害に気づいて、医療機関受診をすすめることが大切です。

これらの味覚障害の原因としてあげられるものに、薬剤性、亜鉛欠乏性、末梢神経障害、中枢神経障害、全身疾患に伴うもの、放射線治療に伴うもの、心因性などがあげられます。
味覚障害の原因は一つではなく、複数要因が複雑に重なり合っていることが多いため、原因を見逃さないようにすることが大切です。
なかでも原因として一番多くみられるものが、亜鉛欠乏性味覚障害です。亜鉛が欠乏すると、味細胞に顕著な微細構造上の変化が生じて、味覚障害が起こります。
治療としては、食事指導や亜鉛製剤の処方を行います。

味覚障害は外見からはわかりづらいため、「誰にもわかってもらえない」という悩みを抱えることが多い疾患です。閉じこもってしまったり、食事が苦痛になり低栄養までひきおこし、生活の質が低下してしまう恐れがある為、本人だけではなく周りの方の注意も必要です。

味覚障害患者の40%が65歳以上といわれています。単純に加齢によるものだけではなく、薬剤の副作用によるもの、全身疾患に伴うものが折り重なって起きてしまいます。
また加齢による症状の一つに口腔乾燥症があります。唾液には味を舌の味細胞まで届ける作用があるため、唾液が少なくなるとさらに味がわかりにくくなってしまいます。
また、口腔衛生管理が十分ではなく舌が汚れで覆われている場合は味蕾への味物質の到達が妨げられるため、味覚障害が起きてしまいます。そのほか舌の運動低下、唾液分泌の低下、口腔感染症などを防ぐためにも口腔ケアは重要です。

根城よしだ歯科では訪問診療での口腔ケアを行っております。
味覚障害についても、しかるべき医療機関にご紹介することもできますので、
何か心配ごとがございましたら、一度ご相談ください。

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2020/10/31
0歳からフッ素を上手に使ってむし歯予防

生涯むし歯で困らないようになるためには、3歳までのむし歯予防の取り組みがとても大事になってきます。フッ素がむし歯予防に効果的であることは、後存じの方も多いと思いますが、フッ素についての正しい情報が伝わっていないのではと思うことが、日常や診療で多々あります。

先日、1歳半になった娘の1歳半検診のお知らせが届きました。いくつか「はい」「いいえ」で答える問診がありそれを記入してから検診に行くのですが、その項目の一つに「歯科医院でフッ素を塗布したことがありますか」という質問がありました。フッ素が低年齢からのむし歯予防のツールとして社会に浸透しつつあるんだなと実感する一方、「歯科医院でフッ素塗布そしたことがない。どうしよう」と育児に追われてるお母さんの不安を煽らないかと心配になりました。

結論からいいますと、3歳未満であれば、歯科医院のフッ素塗布ではなくフッ素入りの歯磨き粉の使用で十分です。フッ素でのむし歯予防の仕方を大きく分類すると、歯磨きの含まれる低濃度フッ素と歯科医院で塗布する高濃度フッ素の2種類あります。高濃度のフッ素は自宅では使用することができないので、歯科医院で塗布し5分ほどたってからフッ素を吐き出してもらうのですが、うがいがうまくできない、途中でフッ素を飲み込んでしまう恐れのある3歳未満の低年齢のお子さんには、高濃度のフッ素は使用することができません。歯科医院で塗布するとしても家庭でも使用できる低濃度のフッ素と同じ濃度のフッ素を塗布することになります。なので、1歳半のお子さんであれば家庭での毎日の歯磨き粉のフッ素でむし歯予防をしていくことがベストです。

しかし寝るときの向きグセなどで将来の歯並びに影響がではじめている時期なので、歯科医院で定期的にみてもらうことはおすすめしています。当院でも0歳からたくさんのお子さんがきていただいています。

従来はフッ素の認識は「うがいができるようになってから使用」だったのが、「歯が萌出したら使用」に変わってきています。歯磨き粉に含まれるフッ素であれば、0歳の子が歯磨きのときに飲み込んでしまっても体に害はなく、むしろむし歯予防としての効果が高いので積極的にしようすることが推奨されています。フッ素は歯の表面に付着すると水や酸に溶けにくい安定した結晶となりこれがむし歯予防につながります。とくに乳歯や萌出したばかりの永久歯は、虫歯にないりやすいのでフッ素を使用し歯を強くしていくことが大事になってきます。

市販で売られているものもフッ素が含まれているものがほとんどですが、むし歯予防に効果的な十分な量が含まれていないものも多いので

歯科医院で販売されているcheck upの歯磨き粉をおすすめしています。

 

 

 

 

 

ご家庭で使用するフッ素の量の目安を参考に、ご家庭でも歯磨き粉でフッ素を取り入れて生涯虫歯になりにくいお口を目指しましょう。

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